オンラインで気分転換! “脳と体のリフレッシュエクササイズ”体験レポート
企業の健康経営を通じて従業員のメンタルヘルスを向上させたい場合は、脳を活性化して気分転換にもつながるエクササイズを行うのがよいといわれています。エクササイズを通して、職場のコミュニケーションを促しながら、労働災害対策を実践できます。
しかし、「多くの対象者に届けるにはどのような施策がよいだろう」「楽しみながら取組める施策を取り入れたい」と悩む人事担当者の方もいるのではないでしょうか。
ルネサンスには、職場の健康づくりをサポートするオンラインプログラムと集合型プログラムがあります。そのうち、“脳と体のリフレッシュエクササイズ”では、脳を活性化するシナプソロジーと体をリフレッシュするストレッチを行います。
この記事では、オンラインプログラムの脳と体のリフレッシュエクササイズを体験した私の体験レポートを紹介します。
目次[非表示]
- 1.オンラインプログラムの流れ
- 1.1.脳のリフレッシュ
- 1.1.1.①両手だけで行えるエクササイズ
- 1.1.2.②上半身を使ったエクササイズ
- 1.2.体のリフレッシュ
- 1.2.1.椅子に座ったままできる3つのエクササイズ
- 1.2.2.立ち上がって行う3つのエクササイズ
- 2.まとめ
オンラインプログラムの流れ
脳と体のリフレッシュエクササイズは、在宅ワーカーでも参加できるオンラインプログラムです。カメラ付きのスマートフォン・パソコン・タブレットなどの端末を使い、オンライン会議ツールを通じてリアルタイムでエクササイズを実践できます。
録画配信とは異なり、インストラクターや参加者と顔を合わせながらコミュニケーションが取れるため、和気あいあいとした雰囲気で従業員同士の仲を深めやすい点が魅力的だと感じました。ここからは、リフレッシュエクササイズの実際の流れを紹介します。
脳のリフレッシュ
ルネサンスのオリジナルプログラムである“シナプソロジー”を行います。
シナプソロジーとは、認知機能の向上が期待できる脳のリフレッシュ方法です。筑波大学大学院 人間総合科学研究科の教授が代表取締役を務める企業において効果検証を行い、その効果が立証されています。
シナプソロジーでは、2つのことを同時に行ったり、左右で異なる動きをしたり、慣れない動きを実践します。これによって生まれる脳の混乱を楽しみながら、脳を活性化する2つのエクササイズを行います。
①両手だけで行えるエクササイズ
両手だけで行えるエクササイズは、左右の手で異なる動作をします。
片手は親指から順に指を折りながら1から10まで数える動作を行います。もう片方の手は、開いて閉じるという動作を繰り返します。
それぞれの手で異なる動作をすることで、脳に刺激を与えます。
②上半身を使ったエクササイズ
じゃんけんから派生した上半身のエクササイズです。
大きな動作で、インストラクターと、ちょっと変わったルールのじゃんけんを楽しみます。インストラクターが出す手に合わせて、グー・チョキ・パーを上半身で表現します。
①も②も、一見簡単な動きですが、実際にやってみると脳が混乱しているような不思議な感覚がありました。
また、思いどおりに指や上半身を動かせず、思わず笑ってしまいました。慣れてきたところで少し動きが変わり、また混乱する感覚を楽しんで行うことができました。
エクササイズ後は、実施前に感じていた疲労感が薄れて、脳がリフレッシュされたように感じました。場所をとらずにできるため、業務の合間にも取り入れやすいと思います。
体のリフレッシュ
体のリフレッシュは、在宅ワーカーの心と体のリフレッシュにつながるエクササイズです。
椅子に座ったままできる3つのエクササイズ
まず、椅子に座ったままできる3つのエクササイズを実践します。
①肩甲骨体操
腕を大きく回して、肩甲骨を閉じたり開いたりする動きを行うことで、肩こりの予防が期待できる体操です。
エクササイズ中は、肩まわりの筋肉がほぐれて温まる感覚がありました。
②お尻歩き
お尻歩きは、腰痛の予防につながるエクササイズです。
ウエストまわりの筋肉を使うため、腰のあたりがじんわりと温まるのを感じられます。
③ツイスト腹筋
このエクササイズは、椅子に座ったまま全身の筋肉を動かせるため、運動が苦手な方や体力に自信のない方でも挑戦しやすいと思いました。
お腹周りを意識して数回行うと、全身が温まってきます。
普段はなかなか使わない筋肉を動かせるため、デスクワークで日中に体を動かす機会のない方の運動不足解消にもつながると実感できました。
立ち上がって行う3つのエクササイズ
続いては、立ち上がって行うエクササイズを実践します。
①カーフレイズ
このエクササイズでは、椅子をサポート役に使って、かかとの上げ下ろしを行います。
ふくらはぎの筋肉を使うため、むくみの予防・解消が期待できます。
②スクワット
スクワットには、ももの筋肉を動かして引き締める効果が期待できます。
エクササイズの翌日に、もも裏やお尻が少し筋肉痛になり、「筋肉をしっかりと使えた」と実感できました。
③全身伸ばし
最後は、指先から足先まで、全身を使ったエクササイズです。
もも裏の伸びや、胸の開きを感じながら、気持ちよいと感じられる範囲で行うことがポイントだと思います。
最後に、左右に腕を振りながら体をねじり、呼吸を整えてプログラム終了です。
プログラム終了後は、実践したエクササイズの資料を見ながら、インストラクターとともに振り返りを行います。質問事項や感想の共有なども行えるため、参加者全員で達成感を味わうことができました。
実際に、“脳と体のリフレッシュエクササイズ”を体験してみて、頭がスッキリしただけではなく、普段使っていない筋肉がほぐれて、体がポカポカするのを感じました。
全身をリフレッシュさせることで、在宅ワーク中の運動不足の解消や、肩こり・腰痛の改善につながるほか、不規則な生活習慣からくる不調の予防効果も期待できます。
また、椅子さえあれば、身一つでできるエクササイズのため、業務の合間に行う気分転換としても取り入れやすいと思いました。
職場のコミュニケーションを促進しつつ、労働災害対策を実践したい場合は、健康セミナーの一環としてこちらのエクササイズを取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、脳と体のリフレッシュエクササイズについて、以下の内容を解説しました。
- オンラインプログラムの流れ
- 脳のリフレッシュ
- 体のリフレッシュ
脳と体のリフレッシュエクササイズは、運動不足の解消だけではなく、疲労回復やメンタルヘルスの向上にも役立つプログラムです。
特に、私が今回体験したオンラインプログラムは、場所を選ばずに参加できるため、多様な働き方にも柔軟に対応できます。
『ルネサンス』では、従業員の健康増進・維持をサポートする、さまざまなオンラインプログラムが用意されています。
インストラクターや参加者同士で顔を合わせながら行うプログラムは、健康増進だけではなく、コミュニケーションの活性化にもつながります。
企業の健康経営促進をサポートする“脳と体のリフレッシュエクササイズ”を、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか。
プログラムの詳細については、こちらをご覧ください。
また、こちらからお問合せいただけます。