リハビリ特化型のデイサービスで差別化! 理学療法士(PT)を配置して満足度向上へ


少子高齢化が進行する現在では、生活支援・介護需要の高まりから、数多くの介護施設・デイサービスが存在しています。

そうしたなか、デイサービスの運営における課題として「利用者が集まらない」「競合他社に流れてしまい、定着しない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

デイサービスの集客力向上や定着化につなげるためには、競合他社との差別化を図り、高齢者・家族のニーズに合わせたサービスを提供することが大切です。差別化を図る方法の一つに、理学療法士の配置が挙げられます。

この記事では、デイサービスの現状をはじめ、リハビリ特化型デイサービスの特徴、理学療法士を常駐させる強みなどを解説します。

出典:厚生労働省『地域包括ケアシステム


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目次[非表示]

  1. 1.デイサービスの現状
  2. 2.“リハビリ特化型”でデイサービスの差別化を目指す
  3. 3.リハビリ特化型デイサービスに理学療法士を常駐させたほうがよい理由
  4. 4.ルネサンスの『元氣ジム』で質の高いサービスを実現
  5. 5.まとめ


デイサービスの現状

近年、デイサービスをはじめとする通所介護施設・通所リハ施設は増加傾向にあり、飽和状態となっています。

厚生労働省の『介護サービス施設・事業所調査の概況』によると、通所介護・通所リハの施設数は、2021年までの過去5年で以下のように増加しています。


厚生労働省『平成30年 介護サービス施設・事業所調査の概況』『令和元年 介護サービス施設・事業所調査の概況』『令和3年 介護サービス施設・事業所調査の概況』を基に作成


このように、デイサービスの施設数が増加するなか、利用者の確保や定着化を図るには、競合他社との差別化が必要です。

出典:厚生労働省『平成30年 介護サービス施設・事業所調査の概況』『令和元年 介護サービス施設・事業所調査の概況』『令和3年 介護サービス施設・事業所調査の概況



“リハビリ特化型”でデイサービスの差別化を目指す

デイサービスの差別化を図る方法の一つに、リハビリ特化型の介護サービスを提供することが挙げられます。

リハビリ特化型のデイサービスは、運動プログラムの提供が主であるため、比較的介護度が低い高齢者が適応とされています。「まだデイサービスは早い」と感じている高齢者も、シニアスポーツクラブのような感覚で通所することが可能です。

リハビリ特化型を含む一般的なデイサービスの種類には、以下の3つがあります。


▼デイサービスの種類

種類
詳細
一般型(総合型)
  • 日中のみ・一日型などのサービスがある
  • 基本的な生活・介護支援(食事や入浴・排泄の介助、レクリエーションなど)を行う
認知症対応型
  • 日中のみ・一日型などのサービスがある
  • 基本的な生活・介護支援(食事や入浴・排泄の介助、レクリエーションなど)に加えて、利用者の状態に応じたリハビリ、認知症ケアを行う
  • 基本的に要支援・要介護認定を受けた方が対象となる
リハビリ特化型
  • 基本的に短時間でのサービス提供となる
  • 基本的な生活・介護支援は限定的かつ最小限(ない場合もある)
  • 心身機能・生活機能の機能回復を目指して、マシントレーニングや小集団での運動を行う

    (リハビリの専門家が常駐し、直接リハビリを行う場合もある)


ただし、リハビリ特化型というだけでは生存戦略としては十分といえません。明確な差別化を図るのであれば、理学療法士を常駐させて、専門家による機能訓練を取り入れることが有効です。

専門職を配置することで、マシントレーニングのみのデイサービスと比較すると、一人ひとりの状態に応じた運動や体操などの個別プログラムの提供が可能になるため、一般型・認知症対応型のサービスを必要としない高齢者にも利用してもらいやすくなります。



リハビリ特化型デイサービスに理学療法士を常駐させたほうがよい理由

リハビリ特化型デイサービスに理学療法士を常駐させたほうがよい理由として、サービスの質を担保できることが挙げられます。質の高いサービスを提供できるようになることで、幅広い高齢者の利用を見込むことが可能です。

また、常駐の理学療法士による質の高い機能訓練指導や、マシンを用いた本格的なリハビリが行えることから、利用者の満足度向上につながると考えられます。

そのほかにも、リハビリ特化型のデイサービスでは、理学療法士をはじめとした機能訓練指導員が中心となり、利用者一人ひとりの身体機能の状態に応じて、健康体操・ストレッチ・トレーニングなどを行います。

身体機能や生活機能の向上を目的としているため、従来までの生活支援・介護・レクリエーション中心のデイサービスの利用を避けていた方の利用も期待できます。

ただし、事業所に機能訓練指導員や専門家が在籍していない場合や、機能訓練の内容によっては、利用者の課題に合ったサービスを提供できない可能性もあります。たとえば、「スタッフが不足している」「リハビリのノウハウがない」という事業所では、外部の支援サービスを活用することも一つの方法です。



ルネサンスの『元氣ジム』で質の高いサービスを実現

ルネサンスの『元氣ジム』では、リハビリ特化型デイサービスの運用にあたって、質の高いサービスを提供しています。

機能訓練指導員として活躍する国家資格者の理学療法士が常駐しており、利用者一人ひとりに合ったリハビリを行っています。

また、指導経験の高いスタッフによる研修も実施しているため、リハビリ特化型施設の運営に必要なスキル・知識を取得することも可能です。

このような専門家による質の高いサービスを提供することによって、自社施設のブランディング・差別化を図れます。そのほか、理学療法士を配置することで、以下のような対応も可能となります。


▼理学療法士の配置によって実施できること

  • 個別機能訓練加算の算定
  • 利用者宅の家屋評価
  • 身体機能評価
  • 運動・疾患によるリスク管理


元氣ジムでは、フランチャイズオーナーを募集しています。詳しい内容については、こちらをご確認ください。

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まとめ

この記事では、デイサービスの差別化について以下の内容を解説しました。


  • デイサービスの現状
  • デイサービスの差別化
  • リハビリ特化型デイサービスに理学療法士を常駐させたほうがよい理由
  • ルネサンスの元氣ジムについて


現在、介護需要の高まりによってデイサービス(通所介護・通所リハ)の施設数が増加傾向にあります。そのため、飽和状態となっていることから、利用者の集客や定着化に課題を持つ事業所もあると考えられます。

リハビリ特化型デイサービスであれば、一般的な生活支援・介護を目的としたデイサービスを望まない方や、認知症でない方の利用も期待できます。

ただし、利用者一人ひとりの状態に合わせた質の高いリハビリを提供するには、理学療法士をはじめとする機能訓練指導員の配置や、豊富なプログラムの提供が必要です。

ルネサンス』では、理学療法士が常駐しつつ、豊富なプログラムでリハビリを提供する元氣ジムのフランチャイズ事業を行っています。

デイサービスの差別化に向けて、リハビリ特化型デイサービス事業の運営を検討している方は、ぜひご相談ください。

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