『ナーシングホームかたくり』は、社会福祉法人翠清福祉会が運営する介護老人保健施設です。社会福祉法人翠清福祉会は、茨城県水戸市内に「介護老人保健施設ナーシングホームかたくり」「ケアハウス水戸」「特別養護老人ホームかたくりの郷」の3拠点を中心に様々な事業所を展開・運営しています。
ナーシングホームかたくりが提供する「通所リハビリテーション かたくり」では、利用者様の身体機能・精神機能の維持向上を目的としたさまざまな活動が行われています。現在、通所リハビリテーションではレクリエーションの1つとして、弊社のサービス「オンライン体操教室」をご活用いただいています。
今回は、ナーシングホームかたくりの副施設長・清水様と通所リハビリテーション主任・黒澤様に「オンライン体操教室」導入の背景や決め手、導入後の効果について詳しくお話を伺いました。
💡『オンライン体操教室』は、楽しい体操と脳の活性化を目的とした『シナプソロジー』を組み合わせたオンラインライブ配信型のプログラムです。専門インストラクターがリアルタイムで指導し、利用者は施設の画面を見ながら参加します。シナプソロジーは「同時に複数の動作を行う」などの要素で脳に刺激を与える独自メソッドで、“新しいことや慣れていないことへの挑戦”を重視しています。
導入の背景 |
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導入の決め手 |
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導入の効果 |
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――毎日のように行うレクリエーションがマンネリ化
清水泰成氏(以下 清水):通所リハビリテーションかたくりでは、毎日レクリエーションを実施しています。
これまで体操や外出、クラフト、季節のイベントなど、職員が1か月分の企画を作成し準備していましたが、その内容がマンネリ化していると感じていました。
マンネリ化解消のために、プログラムを見直したいと思いつつ、日々の業務で余裕がない職員の負担を考えると踏み出せずにいました。
――オンライン体操教室を知ったきっかけ
清水:ファックスでルネサンスさんから「オンライン体操教室」の案内が届きました。そこで職員向けの体験会があることを知り、受講したのがオンライン体操教室を知るきっかけでした。
体験会を受けた際、はじめは画面を見て体を動かすことに少し恥ずかしさがありましたが、インストラクターの呼びかけや、ちょうどよい難易度の内容にだんだんと引き込まれていきました。また、気軽に体を動かせること以外に、シナプソロジー®によって頭の体操も同時にできるという点も面白いなと感じました。
実際のプログラムを体感し非常に魅力的だと感じたため、すぐに他の職員にも体験会に参加してもらうことにしました。
――職員から好評だった体験会
黒澤圭佑氏(以下 黒澤):清水からの提案で、他の職員と一緒に体験会に参加しました。体験会では、体操を体験し、プログラムについてのお話も聞かせていただきました。
シナプソロジー®を取り入れた体操は、私たちにとっても簡単にできるものではなく、自然と頭を使いながら体を動かすような内容になっていました。職員にも好評で、導入を進めようという話になりました。
通常のリハビリテーションだと重点的に体を動かす内容になりますが、頭と体を同時に動かせる体操は、理学療法士の視点からも魅力的だと考えました。
清水:利用者様にも体験していただく機会を作り、そこでの反応が良かったため、導入を決めました。
最初は簡単な動きですが、徐々に指示が変化していく流れになっていて、参加している人の挑戦心や競争心を刺激する内容だったのも良かったと思います。
――信頼できる運用体制と費用に惹かれ導入の実現へ
清水:スポーツクラブとして知名度の高いルネサンスさんが提供するサービスということで、信頼できると思い、上層部に導入を打診しました。茨城県のリハビリテーション施設で初の導入となることを事前に伺い、新たな利用者へのアピールポイントとして謳っていきたいと考えています。
また、費用についての話を聞いた際に、思いのほか手頃な金額で導入しやすかった点も大きな決め手となりました。レクリエーションの一部をお任せできることで、職員の負担が軽減されるとともに、他業務に対応する時間を確保できることを考えると非常に魅力的でした。
💡『オンライン体操教室』は、楽しい体操と脳の活性化を目的とした『シナプソロジー』を組み合わせたオンラインライブ配信型のプログラムです。専門インストラクターがリアルタイムで指導し、利用者は施設の画面を見ながら参加します。シナプソロジーは「同時に複数の動作を行う」などの要素で脳に刺激を与える独自メソッドで、“新しいことや慣れていないことへの挑戦”を重視しています。
――職員のレクリエーション業務に大きな変化が
黒澤:オンライン体操教室の導入によって、レクリエーションを企画・準備する職員の負担軽減が実現しました。特に、1か月分の計画書を作成したり、新しいレクリエーションを検討したりする際には相当な工数がかかっていたため、その分他業務に対応可能な職員が増えました。
また、今までのレクリエーションでは、職員2~3名の立会いが必要でしたが、現在は1~2名の立会いで対応が可能になりました。一人分のレクリエーション業務が減ったことで、他の業務への対応や休憩時間の確保もしやすくなりました。
――利用者様も楽しんでオンライン体操教室に参加
清水:月曜から金曜まで週に5回オンライン体操教室を利用しています。東京、佐賀、大阪を拠点とする複数のインストラクターさんが担当してくれるため、マンネリ化せずに利用者様が喜んでくださっています。
インストラクターさんが話題を振ってくれることもあり、プログラムが終わってからも、利用者様同士でコミュニケーションをとる機会が増えました。
導入から1か月半ほどですが、オンライン体操教室の時間に合わせて利用者様が積極的に移動したり、やるべきことを終わらせたり、職員が時間に合わせて動くことができるようになったのもメリットです。
現在は週に5日、毎回14時からオンライン体操教室を行っていますが、ライブ配信のない午前中や祝日でもアーカイブが活用できるため、とても助かっています。
さらに、オンライン体操教室に月曜から金曜までのレクリエーションをお任せできるため、土日のレクリエーションを今まで以上に充実させることができました。季節のイベントや外出など事前の準備に時間がかかる企画でも、従来より余裕をもって取り組むことができています。
平日はオンライン体操教室、土日は他のレクリエーションを行うといったメリハリをつけて利用者様に楽しんでもらえるように工夫しています。
💡『オンライン体操教室』は、楽しい体操と脳の活性化を目的とした『シナプソロジー』を組み合わせたオンラインライブ配信型のプログラムです。専門インストラクターがリアルタイムで指導し、利用者は施設の画面を見ながら参加します。シナプソロジーは「同時に複数の動作を行う」などの要素で脳に刺激を与える独自メソッドで、“新しいことや慣れていないことへの挑戦”を重視しています。
清水:当通所リハビリテーションでは、午前と午後の二部制で利用者様を受け入れる計画が進んでいます。
現在は1日1回14時からのオンライン体操教室ですが、今後は午前・午後の選択肢を増やしていただけると嬉しいです。
利用者様にはアーカイブの体操も楽しんでいただいていますが、リアルタイムでライブ感があるほうが、より利用者様に楽しんでいただけるのではないかと思っています。
黒澤:現在は、通所リハビリテーションのみで導入していますが、他事業所のケアマネジャーや職員にもオンライン体操教室を体験してもらい、導入を検討してもらいたいと考えています。
営業の際には、当施設の魅力としてシナプソロジー®を取り入れたオンライン体操教室について、新たな利用者様やそのご家族にも伝えていきたいと思っています。
清水:私たちと同様にレクリエーションのマンネリ化や人員不足でお困りの事業者様や、職員の業務負荷を軽減したいと検討中の事業者様がいれば、一度ルネサンスさんにご相談されることをおすすめしたいです。
ルネサンスが提供する『オンライン体操教室』とは、楽しい体操+認知機能低下予防メソッド『シナプソロジー』を組み合わせ、プロの運動指導者がオンライン上でライブ配信するプログラムです。このプログラムでは、オンライン配信を通じて専門インストラクターがリアルタイムで指導を行います。施設のディスプレイやスピーカーを利用し、利用者は画面を見ながら体操に参加できる仕組みになっています。
シナプソロジー®はルネサンスが独自に開発したプログラムで、「2つのことを同時に行う」「左右で違う動きをする」といった要素を取り入れることで、脳に刺激を与えるメソッドです。
単なる運動ではなく、脳を活性化させることを目的としたプログラムであり、「できることを繰り返すのではなく、あえてできないことにチャレンジする」ことを重視しています。