株式会社INSEAC様
導入事例

ウェビナーの受講で口腔機能向上加算について正しく理解でき
『R-Smart』の導入が他社との差別化を図るための
サービス展開における大きな強みになる

※撮影時のみマスクを外しています。

株式会社INSEAC様(ARFIT)

代表取締役
竹内 洋司さま

株式会社INSEAC様は、「科学×介護」によるオーダーメイド・フィットネスの通所介護サービスARFIT(アルフィット)を運営する会社です。通所介護施設である本郷台店と、地域密着型通所介護施設である港南台店の2店舗があります(いずれも横浜市)。代表をはじめ、看護師・健康運動指導士・管理栄養士などの資格を持ったスタッフが「人々が健康な生活および長寿を心から喜べる社会をつくりたい」という想いで利用者さまの健康づくりをサポートしています。

 今回は株式会社INSEAC様に、ルネサンスの『R-Smart』を導入いただくことになった背景や効果などについてお話を伺いました。

導入の背景
  • ウェビナーの受講で口腔機能向上加算について正しく理解できた
  • 『R-Smart』が口腔機能向上加算の一助となる
導入の決め手
  • 科学的に根拠のあるプログラムを提供できる
  • 効果がデータで「見える化」でき、自社の理念にマッチしている
導入後の効果
  • 当初の利用目標率を大幅に超え、利用者さまからも好評を得ている
  • 看護師が主役となり実施するプログラムの存在が、スタッフのやりがいにつながっている

導入の背景

口腔機能向上加算の対象に
嚥下機能の向上が含まれることを知り、『R-Smart』導入へ

当初、アルフィットでは口腔機能向上加算を取得できない認識だったといいます。

「口腔機能向上加算についてはもちろん知っていましたが、歯科衛生分野が中心で、歯科専門職が在籍していないと取れないものだと思い込んでいました。

そんな時、偶然ルネサンスさんからのメルマガで『看護師がいれば口腔機能向上加算の取得が可能』というフレーズを見かけました。

もしかするとアルフィットでも口腔機能向上加算の算定が可能なのかもしれないと興味を持ち、ウェビナーに参加することにしました」(竹内氏)

 

ウェビナーを受講したことで、嚥下機能向上も口腔機能向上加算の対象であることがわかったそうです。
「誤嚥を防ぐためにも嚥下機能は重要であることから、嚥下を鍛える体操を既に日々のプログラムの中に取り入れていました。また、弊社は全店舗に看護師が常駐しているため、『R-Smart』を導入し口腔機能向上加算を始めない理由がないと思い、「すぐに具体的な話を聞きたい」とルネサンスさんにご連絡しました」(竹内氏)

導入の決め手

科学的根拠と成果の見える化を重要視する
企業理念と『R-Smart』がマッチ

アルフィットでは、利用者さまに科学的根拠のある運動プログラムを提供し、その成果を数値で「見える化」することを大事にしているといいます。

「アルフィットでは科学的根拠に基づく筋力トレーニングなどのプログラムを導入しており、利用者さまの身体状態に合わせてオーダーメイドで提供しています。歩行などの身体機能を維持改善していただくために、成果を提供することにこだわりを持っています。

例えば体力測定やInBody(インボディ)を使った体成分測定を3か月から半年ごとに測定し、運動成果を「見える化」しています。

しかし、嚥下については、体操のプログラムはすでに行っていたものの、効果が出ているのかわからない状態でした。

それが『R-Smart』であれば科学的な根拠に基づいた嚥下機能向上訓練を実施でき、トレーニングの成果も「見える化」が可能ということがわかりました。まさに弊社の理念にぴったりだと感じ、導入を決意しました」(竹内氏)

導入後の効果

算定率目標を大幅に超えてスタート、
スタッフのやりがいも醸成

まずは算定率目標を20%と設定し、スタートしたといいます。

「説明を聞いてから1週間で導入を決め、実際にスタートするまでは1か月ほどでした。ルネサンスさんにサポートいただきながら加算の届出をしたり、利用者さまやご家族さまへ口腔嚥下についての説明やアンケートを行ったりしました。また、別途費用がかかることや強制ではないという点を、しっかりとご理解いただけるように慎重にお話しました。

算定率目標を初月は20%に設定し、2か月目で40%、3か月目は60%としていましたが、初月で36%の利用者さま(港南台店)から「利用したい」とご希望いただき、良いスタートを切ることができました。

運用を進める中で、最初は興味を持っていただけなかった利用者さまからも、「やっぱりやってみたい」との相談が増え、2か月目には54%の方が算定するようになりました。

利益も黒字スタートで、課題はありつつも今後も安定して運用していけると思っています。他にも、ケアマネジャーさまに口腔機能向上加算をはじめることを事前に伝え、嚥下でお困りの方がいたらぜひご紹介くださいとお声がけしました」(竹内氏)
そして、『R-Smart』の導入がスタッフのやりがいにもつながっているのを感じるといいます。

「『R-Smart』のプログラムを担当しているスタッフは全員、看護師資格を持っているのですが、 導入前は看護師が主体となって行う業務は多くありませんでした。

しかし、『R-Smart』を導入したことで、EMSの活用など看護師が主体となる業務が発生し、やりがいにつながっているようです。アルフィットは休憩時間以外、利用者さまが時間を持て余すことがないほどしっかりとプログラムを組んでいるため、その中に『R-Smart』のプログラムをどう盛り込むかが課題でした。その点もスタッフが自発的によく考えてくれました。

また、EMSの取扱も上手なので、とてもスムーズに運用できています」(竹内氏)

『R-Smart』を他事業者に紹介するほど、評価していただいているようです。
嚥下機能の向上は、現在介護業界の中では注目されている分野です。ケアマネジャーさま向けにも嚥下機能向上のセミナーが開催されているようで、その重要性を知っている方からはよく質問や問い合わせを受けたりします。

先日もアルフィットが『R-Smart』を導入したという話を聞きつけた事業者さまが見学に来られました。口腔機能向上加算については他の事業者さまも私のように導入が難しいと誤解されている方も多そうなので、興味を持つ事業者さまには『R-Smart』をご紹介するようにしています。

利用者さまの色々なお声や反応から、『R-Smart』を導入して本当に良かったと思っているので、条件的に可能であれば積極的におすすめしています」(竹内氏)

今後の展望

『R-Smart』がフレイル対策実施の強みに

他の通所施設との差別化のためにもフレイル対策としての「成果」の提供に力を入れており、『R-Smart』はその点でも強みになっているそうです。

「管理栄養士のスタッフを雇用したことで、運動面だけでなく栄養面からも利用者さまをサポートできるようになりました。食べることと嚥下は切り離すことができませんから、『R-Smart』の導入は私たちにさらなる強みを与えてくれました

今後は効率よく栄養を摂る方法や希望者への栄養バランスのとれたお弁当の提供を拡大するなど、利用者さまの運動成果を最大化できるサービスを更に強化していきたいと考えています。

また今後の事業拡大としては店舗を増やすのではなく、アルフィットのノウハウを他の事業者さまにどんどん提供していきたいと考えています。既に一部の事業者さまにノウハウ提供を開始しており、現在の取り組みを更に活かせる日も近いと思っています」(竹内氏)

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